【一条工務店】断熱材の種類と性能は?後悔しないためのデメリットやカビ対策を徹底解説

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「一条工務店の断熱材って他社と何が違うの?」

「高断熱・高気密というけれど、本当に後悔しない?」

これから新築を考えているご夫婦にとって、住まいの快適さを大きく左右する「断熱材」は非常に重要なポイントです。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる家づくりを目指すなら、ハウスメーカーの断熱性能は必ずチェックしておきたいですよね。

この記事では、「家は、性能。」でおなじみの一条工務店の断熱材について、その種類や圧倒的な性能の理由、そしてカビや劣化といった気になるデメリットまで、忖度なしで徹底解説します。

この記事でわかること
  • 一条工務店の断熱材の種類と違い
  • 圧倒的な断熱性能を発揮する理由
  • 断熱材の劣化やカビのリスクと対策
  • 後悔しない商品選びのポイント
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目次

一条工務店の断熱材の種類と性能を解説

一条工務店公式サイトより

一条工務店が業界トップクラスの断熱性能を誇る理由は、自社で開発・製造しているオリジナルの断熱材にあります。まずは、採用されている断熱材の種類や商品ごとの違いを見ていきましょう。

採用される断熱材の種類

一条工務店で採用されている断熱材は、主に以下の2種類です。

  • 高性能ウレタンフォーム
  • EPS1号相当

どちらも一般的な住宅でよく使われる「グラスウール(無機繊維系)」とは異なり、「発泡プラスチック系」の断熱材に分類されます。湿気に強く、長期間にわたって性能が落ちにくいのが特徴です。

高性能ウレタンフォームの特徴

一条工務店の断熱材のなかでも、最高クラスの断熱性能を発揮するのが「高性能ウレタンフォーム」です。

自社工場で生産することで、一般市場には流通していない最大140mmという圧倒的な厚みを確保。一般的なグラスウールの約2倍の断熱性能を誇り、湿気を通しにくいため(透湿率1.4)、結露による劣化や変形がほとんど起こりません。

EPS1号相当の特徴

一条工務店公式サイトより

もう一つの主力である「EPS1号相当」は、グラスウールの約1.2倍の断熱性能を持つ高性能断熱材です。

こちらも厚さ120mmと十分なボリュームがあり、ウレタンフォームと同様に湿気に強く、高い耐久性を持ちます。さらに、樹脂に難燃剤が添加されているため火に強く、燃やしてもダイオキシンが発生しないという安全性の高さも魅力です。

参照:一条工務店公式サイト

商品ごとの採用仕様の違い

一条工務店では、選ぶ商品(モデル)によって採用される断熱材が異なります。

商品名採用される断熱材
グラン・スマート高性能ウレタンフォーム
アイ・スマート高性能ウレタンフォーム
アイ・キューブ高性能ウレタンフォーム
グラン・セゾンEPS1号相当
セゾン / セゾンAEPS1号相当
ブリアール / 百年EPS1号相当
ハグミー / アイ・スマイルEPS1号相当

予算やデザインの好みに合わせて、どのモデルが自分たちに合っているか検討する際の目安にしてください。

アイスマイルの断熱仕様

コストパフォーマンスの高さで人気の規格住宅「アイ・スマイル(i-smile)」では、EPS1号相当が採用されています。高性能ウレタンフォームには及ばないものの、一般的な住宅水準を大きく上回る断熱性を備えており、初期費用を抑えつつ快適な住環境を手に入れたいご夫婦に人気の仕様です。

断熱材の厚さと快適性

断熱材は「素材の性能」だけでなく「厚さ」も重要です。一条工務店では120mm〜140mmという分厚い断熱材を自社製造し、壁に隙間なく施工しています。これにより、家全体が魔法瓶のようにすっぽりと包まれ、外の暑さ・寒さをシャットアウト。少ないエネルギーで家中を快適な温度に保つことができます。

一条工務店の断熱等級

断熱性能を示す「Q値(熱損失係数)」において、一条工務店のウレタンフォーム採用住宅は0.51W/㎡・Kという驚異的な数値を叩き出しています。これは国の次世代省エネルギー基準(2.7W/㎡・K)の約5倍の性能です。また、家の表面からの熱の逃げにくさを表す「UA値」でも、国が定めるZEH水準(断熱等性能等級5)を大幅にクリアしています。

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一条工務店の断熱材が高性能な理由

ここからは、一条工務店の家がなぜ他社を圧倒する断熱性能を発揮できるのか、その具体的な仕組みやメリット・デメリットを深掘りします。

外内ダブル断熱構法とは

一条工務店公式サイトより

一条工務店の最高峰モデル(グラン・スマート等)で採用されているのが、「外内ダブル断熱構法」です。

これは、構造用合板を挟み込むように、外側に50mm、内側に140mmの高性能ウレタンフォームを二重に施工する仕組みです。壁だけでなく、天井や床にも断熱材を敷き詰めることで、熱の逃げ道を徹底的に塞ぎます。

ロスガード24時間換気システムとの併用

高気密・高断熱の家で必須となるのが換気です。一条工務店では、熱交換換気システム「ロスガード90」を標準搭載しています。

換気の際に室内の快適な温度が外に逃げてしまうのを防ぐため、排気する空気から最大90%の熱を回収し、新鮮な外気を室温に近づけてから取り込みます。断熱材とこのシステムが合わさることで、冷暖房費を一般的な住宅の約1/6にまで抑えることが可能です。

高性能ウレタンフォームのメリット

  • ダントツの断熱性能: 圧倒的な厚みとダブル断熱による高い省エネ効果。
  • 寿命が長く劣化しない: 水分を含みにくく、自重によるたわみや変形が起きない。
  • 居住スペースを圧迫しない: 薄くても性能が高いため、壁が厚くなりすぎず間取りの自由度を保てる。

高性能ウレタンフォームのデメリット

  • 建築費用が高くなる: 上位モデルにしか搭載されないため、総予算が上がりやすい。
  • 耐火性能で一歩譲る: EPS1号相当と比較すると、火災時の耐火性能の面ではやや劣ります。

EPS断熱材のメリット

  • コストパフォーマンス: ウレタンフォームより安価に導入でき、全体予算を抑えやすい。
  • 高い安全性と耐火性: 難燃剤入りで燃えにくく、有害物質(ダイオキシン)も発生しない。
  • 十分な断熱性: 一般的なグラスウールより20%高い性能を持ち、湿気にも強い。

EPS断熱材のデメリット

  • 最高性能には及ばない: 寒冷地などで「極限の暖かさ」を求める場合は、ウレタンフォーム仕様に比べるとやや物足りなさを感じる可能性があります。

グラスウールとの違い

グラスウールとの違い

一般的な住宅で多用されるグラスウール(ガラス繊維)は、安価で防音性に優れますが、「湿気に弱い」という致命的な弱点があります。施工不良などで内部に水分を含むと、重みでずり落ちて隙間ができ、断熱性能が著しく低下します。一方、一条工務店の発泡プラスチック系断熱材は、そもそも水分を通しにくいため、長期間にわたって新築時の性能を維持できます。

他社の断熱工法との比較

多くのハウスメーカーは断熱材を外部メーカーから仕入れて現場でカット・施工しますが、一条工務店は自社グループ工場で製造し、パネルにはめ込んだ状態で現場へ出荷します。これにより、職人の腕による施工精度のバラつき(隙間ができる等)を防ぎ、常に高い気密性と断熱性を確保できるのが他社にはない強みです。

サイト管理人のひと言アドバイス

暑がりで寒がりな管理人は、現在桧家住宅の家で暮らしています。この記事を書きながら、予算があれば一条工務店一択だったな~と思いながら書きました。

正直いって、高気密高断熱の性能という点では一条工務店より上の住宅メーカーはいないのではないでしょうか。特のダブル断熱工法はさぞかし夏涼しく、冬暖かいのではと想像します。桧家住宅のZ空調でも、満足できる性能ですが、ここまで徹底した装備をそなえる一条工務店は素晴らしいです。

外観デザインやよく言われる「一条ルール」が気にならないなら、性能的には一押しの住宅です。

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一条工務店の断熱材で後悔しないための注意点とまとめ

最後に、長く住み続けるうえで気になる劣化やカビのリスク、そして後悔しないためのポイントを整理します。

断熱材は劣化するのか

結論から言うと、一条工務店の断熱材は非常に劣化しにくいです。

断熱材が劣化する最大の原因は「結露による水分の吸収」ですが、一条のウレタンフォームやEPSは湿気を通しにくいためです。数十年単位で長持ちするため、将来的な断熱改修のコストリスクはかなり低いと言えます。

カビが発生する原因と対処方法

カビが発生する原因と対処方法

「高気密だとカビが生えやすいのでは?」と心配される方もいます。断熱材付近でカビが発生する主な原因は、床下の湿気です。

  • 原因: 基礎の通気口が荷物や雑草で塞がれている、築浅時は基礎コンクリートから水分が放出される。
  • 対処法: 建物の周囲(特に通気口や基礎パッキン周辺)に物を置かず、風通しを確保することが最も重要です。

壁内結露が起こる条件

室内と室外の温度差が大きく、かつ湿気が壁の中に侵入すると「壁内結露」が起こります。これが木材を腐らせる原因になります。

しかし一条工務店では、透湿率の低い断熱材を使用するだけでなく、壁内部に湿気を逃がす「エアーフローシステム(通気層)」を設けているため、壁内結露のリスクは極めて低く抑えられています。

火災時の安全性と注意点

万が一の火災時、発泡プラスチック系断熱材の燃えやすさを懸念する声もありますが、EPS1号相当には難燃剤が添加されており、自己消火性を持っています。また、構造材である木材自体が火災時には表面が炭化して内部まで燃え進みにくい特性を持つため、必要以上に恐れる必要はありません。

断熱材で後悔するケース

一条工務店を選んで後悔するケースとして稀にあるのが、「予算を削ってEPS仕様の商品を選び、極寒冷地で期待していたほどの効果を感じられなかった」というパターンです。

住む地域の気候(寒さの厳しさ)と、選ぶモデルの断熱性能(ウレタンかEPSか)のバランスを、営業担当者としっかりすり合わせておくことが大切です。

一条工務店はどんな人に向くか

一条工務店は、以下のようなご夫婦に自信を持っておすすめできます。

  • 「夏涼しく、冬は家中暖かい」という快適性を最優先したい
  • 全館床暖房をランニングコストを気にせず使いたい
  • 将来の光熱費やメンテナンス費用を最小限に抑えたい
  • デザインや設備の豪華さよりも、家の「基本性能」にお金をかけたい

一条工務店の断熱材まとめ

一条工務店の断熱材は、素材の良さ、厚み、自社工場での精度の高い施工が組み合わさることで、業界トップクラスの性能を発揮しています。初期費用は安くはありませんが、数十年という長い目で見れば、冷暖房費の削減や快適な暮らしによる満足度で、十分に元が取れる投資と言えるでしょう。

この記事のまとめ
  • 断熱材はウレタンとEPSの2種類
  • ウレタンはグラスウールの約2倍の性能
  • EPSは高コスパで安全性も高い
  • 採用される断熱材は商品ごとに異なる
  • 分厚い断熱材を自社工場で精密に製造
  • ダブル断熱構法で魔法瓶のような家に
  • 換気システム併用で冷暖房費を大幅削減
  • 湿気を含みにくく長期間劣化しにくい
  • 基礎周りの風通しを確保しカビを予防
  • 光熱費を抑えて快適に暮らしたい人に

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