一条工務店でHEMSを導入すべきか悩むご夫婦へ、機能や使い方、アプリの設定手順を分かりやすく解説!リアルなオプション費用から、最大160万円がもらえるGX志向型住宅補助金との重要な関係、後付けの注意点まで、後悔しない選び方を紹介します。
マイホームづくりで一条工務店を検討しているご夫婦の皆さん、設計の打ち合わせで「HEMS(ヘムス)」という言葉を耳にしませんでしたか?
「難しそう」「オプション費用を払ってまで導入するべき?」と悩む方も多いはずです。
この記事では、一条工務店のHEMSでできることや、具体的な設定方法、導入にかかるリアルな費用、そして最大160万円がもらえる可能性のある「GX志向型住宅補助金」との関係まで、分かりやすく徹底解説します!
- HEMSの機能と便利な遠隔操作
- アプリ設定の手順と不具合の対処
- リアルな導入費用と補助金の関係
- 後付けの注意点とおすすめな人
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一条工務店HEMSとは?機能と特徴を解説


HEMS(Home Energy Management System:ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)とは、家の中で使っている電気やエネルギーの流れを「見える化」し、効率的に管理するためのシステムです。
一条工務店では、2025年頃からスマートフォンで操作可能な「クラウドHEMS」が主流になっており、暮らしをさらに便利にしてくれます。
参照:一条工務店公式サイト
一条工務店HEMSでできること
HEMSを導入すると、主に以下のようなことができるようになります。
- 電気使用量の確認(見える化)
- 太陽光発電や蓄電池の状況モニタリング
- 外出先からの家電・住宅設備の遠隔操作
- 気象情報やライフスタイルに合わせた自動制御
電気使用量を見える化できる
「今月、なんだか電気代が高いな…」と思ったことはありませんか?
HEMSがあれば、家全体の消費電力だけでなく、「リビング」「エアコン」「キッチン」など、回路(ブレーカー)ごとの電力使用量がグラフ等で一目でわかります。
どの部屋で電気を使いすぎているかが数字で把握できるため、家族みんなの節電意識が自然と高まります。なお、このコンセントの区分は電気屋さんの設定次第となるため、細かく管理したい方は事前に設計士へ指定しておくのがポイントです。
太陽光発電と連携できる
一条工務店といえば、大容量の「屋根一体型太陽光パネル」が魅力的です。HEMSを使えば、今どれくらい発電していて、どれくらい電力会社に売電できているか(または自家消費しているか)をリアルタイムで確認できます。
固定買取期間(10年間)は売電を優先し、期間終了後は自家消費へシフトするといった、長期的なエネルギー戦略を立てる際にもこのデータが役立ちます。
蓄電池の状況を確認できる
停電などの災害時や、夜間の電力活用に欠かせない蓄電池。一条工務店の「電力革命」キャンペーンなどでセット導入される7kWhなどの蓄電池も、HEMSを通して充電残量や充放電の状況をチェックできます。
「売電優先の経済モード」や「停電に備える安心モード」、ユーザーが時間を決める「タイマーモード」など、目的に合わせた運転モードの切り替えもスムーズに行えます。
外出先から確認できる機能
最新のクラウドHEMSの最大の魅力が、スマートフォンを通じた遠隔操作と状態確認です。連携アダプター(オプション)を追加することで、さらに多くのオリジナル設備を手のひらで管理できるようになります。
| 操作できる主な設備 | オプション費用(目安) | 活用シーンの例 |
| 全館床暖房 | 仕様による | 外出先からエリアごとのON/OFFや温度設定を変更する |
| エアコン | 7,700円/台 | 帰宅する30分前に冷暖房をONにして、快適な部屋に帰る(三菱製など対応機種限定) |
| エコキュート | 17,600円(アダプター) | 帰宅時間に合わせて、外からお湯張りや沸き上げをスタートする |
| 防犯警報装置 | 7,700円(アダプター) | 窓が開いた際、スマホに通知を受け取る(不在時のセキュリティ強化) |
| ロスガード90 | 仕様による | フィルター交換のお知らせ通知をスマホで受け取る |
※床冷房である「さらぽか空調」や、デシカントの一部の温湿度情報などは、現時点でHEMS非対応または機能制限があるため注意が必要です。
ZEH住宅との関係
家庭でのエネルギー収支をゼロ以下にする「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」。一条工務店は、高性能ウレタンフォームやトリプル樹脂サッシによる「超省エネ」と、太陽光による「超創エネ」で、ZEH基準をはるかに上回る「超ZEH」を標準仕様としています。
この高い省エネ性能を公的に証明し、最大限に活かすための頭脳としてHEMSが位置づけられています。
スマートハウスを実現する仕組み
HEMSは単なるモニターではなく、家全体の設備を繋ぐ司令塔です。各設備が「ECHONET Lite」という統一規格のネットワークで繋がることで、エネルギーを最も効率よく使える「スマートハウス」が実現します。将来的には、電気自動車(EV)と家を繋ぐV2Hやトライブリッドシステムへの発展を見据えた、ライフラインの要となります。
一条工務店HEMSの使い方と設定方法


「なんだか設定が難しそう…」と不安に思う方のために、基本的な使い方と設定の流れを解説します。
アプリの機能と使い方
一条工務店のクラウドHEMSは、専用のスマートフォンアプリ(iOS / Android対応)をダウンロードして使用します。
以前は専用の「Androidタブレット」がセットで提供されていましたが、現在はスマホアプリで同等の機能が使えるため、タブレットをプランから外す(約2万円のマイナスオプション)施主も増えています。トップ画面を開くと、今日の発電量・売電量・消費電力がイラストやグラフで直感的に表示されます。
ログイン方法を解説
引き渡し時に、専用のIDとパスワードが記載された設定書類が渡されます。アプリを起動し、指定されたIDと初期パスワードを入力するだけでログインが完了します。ログイン後は安全のため、必ずご自身でパスワードを変更してください。
ログインできない原因と対処法
「アプリが開かない!」「ログインできない!」という場合は、以下の3点を確認してみてください。
- ID・パスワードの入力ミス: 大文字・小文字、半角・全角の間違いがないか再確認しましょう。
- 自宅のWi-Fi接続エラー: HEMSの情報収集ユニット(三菱電機製など)やご自宅のルーターがフリーズしている場合があります。ルーターやユニットの電源を一度抜き差しして再起動してみてください。
- サーバーメンテナンス: メーカー側のクラウドサーバーがメンテナンス中の可能性があります。公式サイトの障害情報を確認しましょう。
接続設定の手順
基本的には、建築時に電気工事業者が分電盤の中に「計測ユニット」を仕込み、「情報収集ユニット」への配線工事を完了させています。
入居後、施主が行うのは「情報収集ユニットをご自宅のWi-Fiルーターに接続し、インターネットに繋ぐ設定」です。ルーターのWPSボタン(プッシュボタン)を使った簡単接続や、有線LANケーブルでの接続が行われます。
HEMSクラウドとの連携方法
インターネットに接続されると、自動的にクラウドサーバーとの同期が開始されます。これにより、外出先から4Gや5G回線を通じた遠隔操作が可能になり、データ履歴がクラウド上に安全に保存されます。
発電量をスマホで確認する方法
アプリの「電力モニタ」画面を開くだけです。現在の発電量がリアルタイム表示され、過去の履歴もグラフで振り返ることができます。
ただし、現行の標準アプリ仕様では「年ごとの発電量比較」ができないというオーナーの不満の声もあります。去年の同じ月と比べてパネルの劣化がないかなどを細かく比較したい場合は、データを別途メモしておくなどの工夫が必要です。
初期設定で注意したいポイント
情報収集ユニットは無線で計測ユニットなどと通信するため、設置場所(一般的には洗面所や情報ボックス内)の周囲に電波を遮るものがないか確認してください。また、引き渡し直後にアプリ上の部屋の名前と、実際の電気使用場所が一致しているかを必ず確認しましょう。








一条工務店HEMSは必要?価格や評判を解説


ここからは、皆さんが一番気になる「お金」と「必要性」について切り込んでいきます。
導入費用と価格の目安
一条工務店でHEMSを導入する場合、選ぶグレードや時期によって異なりますが、おおよそ4万円〜15万円(税込)が目安となります。
- 最新のクラウドHEMS一式(専用分電盤・配線含む):約15万円前後
- 申請手続き費用:約9.5万円(一条工務店による補助金手続き代行費用)
- BELS評価書発行費用:約2万〜4.5万円(省エネ性能を評価する証明書)
標準仕様かオプションか
HEMSは基本的に「オプション扱い」です。新築の契約費用とは別に追加費用が発生します。
しかし、最近では「ある理由」から、多くの方が必須のオプションとして導入しています。
補助金の対象になるのか
結論から言うと、HEMSは高額な国や自治体の補助金をもらうための「必須条件」となっています。
国が実施する「GX志向型住宅補助金(子育てグリーン住宅支援事業)」などでは、最大160万円もの補助金が交付されますが、その認定要件として「ECHONET Lite AIF仕様に対応したHEMSコントローラーの設置」が義務付けられています。
予算上限に達するのが非常に早い人気の補助金ですが、2025年度に続き、2026年度も「みらいエコ住宅事業」などの後継事業として同様の補助金が期待されています。約15万円のオプション費用を払っても、100万円以上の補助金が手元に残るため、実質的には大幅なプラスになります。
電気代削減効果はあるのか
HEMS自体が電気を生み出すわけではありませんが、電力会社とWi-Fiで繋がり、電気料金が安い深夜時間帯に自動で蓄電池の充電やエコキュートの沸き上げを行うようコントロールしてくれます。この時間帯ごとの価格差を活かした自動制御と、家族の「見える化による節電意識」が合わさることで、長期的に見れば大きな光熱費削減効果を生み出します。
導入するメリット
- 最大160万円規模のGX志向型補助金の申請条件をクリアできる
- スマホで外出先から床暖房・お風呂・エアコンを操作できる
- 部屋ごとの電気の無駄遣いがひと目でわかり、ゲーム感覚で節電できる
- 防犯センサーと連動して窓の開閉異常をスマホに通知できる
導入前に知るべきデメリット
- 初期費用(オプション代や申請費用)で総額20万〜30万円前後の持ち出しがある
- アプリの仕様上、年単位のデータ比較など細かい分析機能に限界がある
- 専用の分電盤や配線が必要なため、着手承諾後の変更が難しい
HEMSなしでも問題ない?
「スマホで家電を操作しない」「電気のデータも見ない」「補助金も一切申請しない」という方であれば、HEMSがなくても生活自体に支障はありません。太陽光発電や蓄電池も、基本的なスタンドアロン(単独)機能で動作します。
ただし、「HEMSをケチったせいで、100万円以上の補助金を受け取り損ねた」というトラブルや後悔の事例がSNS等でも多数報告されているため、補助金の利用有無とは必ずセットで考えてください。
HEMSは後付けできる?
一条工務店の家を引き渡された後に、本格的なHEMSを後付けすることは非常に難しい、あるいは割高になります。
新築時のHEMSは専用の分電盤や壁内配線が必要となるため、後付けしようとすると電気工事や壁の補修で15万〜40万円の大きなリフォーム費用がかかってしまいます。
どうしても後付けで費用を抑えたい場合の代替案としては、ECHONET Liteに対応したスマートリモコン「Nature Remo E2(約5万円)」などをコンセントに挿して簡易的に見える化する方法があります。しかし、補助金申請のために導入する場合は「引き渡し(完了報告)の時点で設置済みであること」が原則条件なため、後付けでは補助金対象外になります。必ず着手承諾前に営業担当へ伝えましょう。
おすすめできる人
- GX志向型住宅などの大型補助金を活用してお得に建てたい人
- 共働きなどで、帰宅前に外から家を暖めたりお風呂を入れたりしたい人
- 太陽光や蓄電池の恩恵を最大限に引き出し、光熱費を極限まで抑えたい人
導入を見送ってもよい人
- 対象となる補助金制度のスケジュールに間に合わない、または利用しない人
- スマートフォンの操作が非常に苦手で、すべての家電を壁のスイッチで操作したい人
HEMSを導入するかどうか?は頭を悩ます問題ですよね。
コストとの兼ね合いや、導入して実際にどこまで使いこなせるのか?が不安に思うのは無理もありません。
管理人の桧家住宅にはこんな便利なシステムはありませんが、個人的にスマートホームを目指すなら入れておいてもいいのでは?と思います。
今後、日本ではエネルギー問題は間違いなく大きなものになるでしょうし、車のEV化も加速していくでしょう。そうなったときにHEMSがあると、「みえる化」ができるため、とても便利です。後付けが難しいため、最初に導入することで価格的なメリットもあるので、ご自身の暮らし方を含めて考えてみてください。



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まとめ|一条工務店HEMSは導入すべき?
機能と費用を比較して判断しよう
初期費用や申請手続きで一時的な出費はありますが、外出先からの遠隔操作による「圧倒的な快適性」と、省エネ効果を考えれば、十分に導入価値のある設備です。
太陽光や蓄電池との相性を確認
一条工務店の強みである大容量太陽光パネルや蓄電池を採用するなら、それらを賢くコントロールするHEMSはまさに「相性抜群の頭脳」です。
ライフスタイルに合わせて選ぼう
最大の決め手はやはり「補助金」です。手厚い補助金をもらうためのパスポートとして、またこれからのスマートな暮らしの基盤として、一条工務店のHEMSは「導入すべきおすすめのオプション」だと言えます。
着手承諾後でも、引き渡し前であれば追加変更契約で間に合うケースもありますので、「忘れていた!」という方は手遅れになる前に、すぐに担当の営業さんや設計士さんに相談してみてくださいね!
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